香辛料の効いた料理は、ついつい食べ過ぎてしまうくらいおいしい。
食べ過ぎて、次の日お腹の調子が良くない時、あるよね
辛いカレーを食べて下痢になったことがあるという方もいるのではないでしょうか。
今回は、
香辛料がなぜ下痢を引き起こすのか。
上手に香辛料を使う方法。
最後に香辛料の作用を紹介いたします。
下痢の原因になりやすい香辛料
下痢の原因になりやすい香辛料は、主に辛い成分を持つものが多い。
普段口にすることが多い代表的な4つをピックアップしています。
- 七味唐辛子
うどんやそばには欠かせない七味唐辛子。その主成分は名前の通り唐辛子を細かくくだいたものです。唐辛子は細かいほど辛味が強く、刺激も強くなります。
また味覚を麻痺させ、とりすぎていることに気づかなくなってしまうことも。
- ニンニク
韓国料理などでにんにくを食べ過ぎて胃がムカムカした、という経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
にんにくには強い抗菌作用があり、たくさん食べてしまうと胃腸内の善玉菌まで殺菌してしまうのです。
特に生で食べると胃腸への負担も大きくなります。
- マスタード
マスタードはそれ自体辛味の少ないものですが、粉状にしたものやその粉を練ってチューブタイプなどになっているものは辛みも強くなっています。
とりすぎなければ大きな心配はいりませんが、刺激性はあるので胃が荒れているときや体調のすぐれないときなどは控えるほうが安心かもしれません。
- タバスコ
タバスコの主原料は酢、塩、唐辛子で、刺激の強い成分が含まれています。
最近はタバスコに使われる唐辛子も種類が増え、辛みの強い商品もラインナップされています。
気軽に使いやすいタバスコですが、くれぐれもかけすぎにはご注意を。
香辛料でお腹を下さない対策。
お腹を下すのはいやだけど、香辛料のパンチがきいたおいしい料理は食べたいという人に、少しの心がけでできる対策もお伝えします。
- 生野菜と一緒に食べる
もっとも簡単なのは生野菜と一緒に食べること。
生野菜には消化酵素が多く含まれており、香辛料の刺激成分から胃腸を守ってくれます。
野菜に含まれる食物繊維は腸内で大腸菌のエサとなって、腸内環境をよくしてくれるというメリット。
- お腹が不調の場合、香辛料をさけ、整腸作用のあるハーブなどを使う
香辛料で下痢になってしまうのにはもちろん個人差や体質も関係します。
お腹の調子がイマイチというときには香辛料はなるべく避けるのがよいでしょう。
ハーブの中には整腸作用の高いものもあり、漢方胃腸薬に使われているものもあります。
辛いものを食べたあとは、温かいハーブティーなどで胃腸をいたわってあげるとよいですね。
- ほどほどに楽しむ
香辛料も適量を心がけるのがよいでしょう。
スパイスや香辛料のきいた料理は食欲をそそり、ついつい食べ過ぎてしまいがちですが、それでお腹を下してしまっては残念。お腹の調子と相談しながら、生野菜と一緒にパランスよくいただくのが、香辛料を楽しむ秘訣ですね。
香辛料のメリット7選
香辛料をうまいこと日々の生活の取り入れることができれば、7つのメリットを得ることが出来ます。
- 辛味作用(食族増進)
- 矯臭作用(臭み消し)
- 賦活作用(香り付け)
- 着色作用(色付け)
- 抗菌作用(菌の増殖抑制)
- 抗酸化作用(酸化を抑える)
- 生理薬理作用(生理機能に影響)
香辛料で下痢になる原因と対策のまとめ
香辛料にはたくさんの効能がある反面、食べ方や使い方によっては下痢などを引き起こしてしまいます。
なかには、大量の摂取すると危険な香辛料もあり、最悪、命の危険もあります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
良い一日でありますように。
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